脆弱性診断ツールやOSやApache、ルータなど対策観点など。公開サーバーのセキュリティについてまとめています。
この記事の目次です。ツール、OSやミドルウェア、ルータなどネットワーク機器の順にまとめていきます。
1. ツール
2. OS
3. Web・APサーバ
4. 定期的なログの確認
5. ルータ
参考
Apacheのセキュリティチェックに使えるツールについて
エンジニアの観点やパターンファイルは重要ですが、ツールを使いこなせなければ見つけられるものも見つからなかったりしますね。 オープンソースのツール中心にピックアップしています。
チェックツール(有償・無償の脆弱性診断ルーツ)について紹介いたします。
無料で使えるチェックツール(フリーの脆弱性診断・検査ルーツ)についてです。
Webアプリケーション脆弱性診断ツールです。
OpenVASは、昔オープンソースとして開発されていたNessusから派生したネットワーク診断ツールです。 ポートスキャンや擬似的なアクセスなどのテストを行って、対象サーバーの脆弱性を調査するツールです。 ツールが提供されるだけでなく、脆弱性データベースは日々更新されています。 ライセンスはGNU GPLで、OpenVASは、Open Vulnerability Assessment Systemの略です。
Metasploitは、攻撃コードの作成、実行を行うためのフレームワークソフトウエアです。 昔は、完全にオープンソースなプロジェクトでしたが、現在はRapid7社が管理しています。 無料版と有料版があります。
metasploitといった場合、開発元やコミュニティーを指すことがありますが、ここでは、Metasploit Frameworkのことして、Metasploitといって説明しています。
Nmapは、ポートスキャンやネットワーク上のホストの洗いだしなどネットワーク調査やセキュリティ監視が行えるオープンソースのツールです。
SSL関連の診断ツールです。サーバー側とクライアント側のブラウザの設定もテストできます。
URL)https://www.ssllabs.com/ssltest/index.html
有料のチェックツール(脆弱性診断ルーツ)です。
Burp Suiteは、手動もしくは自動のセキュリティテストをサポートするWebアプリケーション脆弱性診断ツールです。
Nessusは、ポートスキャンや擬似的なアクセスなどのテストを行って、対象サーバーの脆弱性を調査するツールです。 オープンソースしたが、バージョン3.0以降はプロプライエタリソフトウェアとして開発され、企業の一般利用には有償のライセンス契約が必要です。 対象サーバーの使用ソフトウェアの既知の脆弱性、設定ミスや脆弱なパスワードなどの調査が行えます。
Webアプリケーションファイアフォール(WAF)についてです。
オープンソースのアプリケーションファイアフォール(WAF)の1つです。
IDS(侵入検知システム)についてです。
ログ解析、監視、ファイルの変更監視、rootkit の検知が行えるホスト型の IDSです。
Suricataは、オープンソースのネットワークIDS/IPSとネットワークセキュリティ監視エンジンです。 Windows、Mac、FreeBSD、UNIX、Windowsに対応しています。
監視ツールについてです。
Nagios(ナギオス)は、オープンソース統合監視システムです。 指定ノードやサービスを監視して通知する機能があります。
Zabbixは、ITインフラやコンポーネントの可用性やパフォーマンスを監視が行えるオープンソースです。
解析ツールについてです。
Webページの解析、デバックツールです。 IEやChrome、Firefoxなど、ブラウザの通信をキャプチャして、リクエスト一覧やリクエストのリプレイ、改ざん、Webページの自動テストなどが行えます。
多くのプロトコルに対応した高機能なパケット取得・プロトコル解析ツールです。 GUIのツールの他に、tcpdumpのように使えるtsharkコマンドがあります。
OSについてです。
rootやミドルウェア操作ユーザなど一般的な名前のユーザはリモート接続できないようにします。
# vi /etc/ssh/sshd_config #PermitRootLogin yes ⇒コメントを外し、PermitRootLogin noにします。 service sshd restart
数字と英字の組合せ16文字以上にして解読しにくいパスワードを使用し、定期的に変更します。
Linux
# yum update
Apache HTTP Serverの例となっていますが、同じ観点でnginxも設定できると思います。
基本的なヘッダ関連の対策例です。
# vi httpd.conf 変更前)ServerTokens OS 変更後)ServerTokens Prod
# vi httpd.conf 追加)Header always append X-Frame-Options SAMEORIGIN
# vi httpd.conf 追加)Header set X-XSS-Protection "1; mode=block"
# vi httpd.conf 追加)Header set X-Content-Type-Options nosniff
# vi httpd.conf 追加)Header set X-Download-Options: noopen
# vi httpd.conf 追加)SSLProtocol All -SSLv2 -SSLv3
ログを閲覧すると攻撃を目のあたりにできるので、 恐怖心から想像したり確認したり、調べたりするので効果的に知識がつくと思います。 なので定期的に自分の目でログを確認するといいです。
SSHによるアクセスを/var/log/secureログで確認します。
知らない<IPアドレス>があったら、即座にユーザのパスワードを変更し、 sshdのポートを変更したり、サーバーのIPアドレスを変えたり、できる対策を検討します。
cat /var/log/secure |grep Accepted Mar 22 16:39:01 <ホスト名> sshd[<プロセスID>]: Accepted password for <ユーザ> from <IPアドレス> port <ポート> ssh2
※/var/log/secure-日付のログも忘れずに確認します。
知らない<IPアドレス>でパスワード失敗が出ていたら、 設定ポートでSSH接続できることが知られているので sshdのポートを変更したり、サーバーのIPアドレスを変えたり、できる対策を検討します。
# cat /var/log/secure | grep "Failed password" Apr 23 00:18:20 <ホスト名> sshd[<プロセスID>]: Failed password for invalid user <ユーザ> from <IPアドレス> port <ポート> ssh2
※root、ドメイン名、組織名、tomcatなどミドルウェア名、adminなど簡単にわかるユーザ名のユーザは使用しないこと。 ユーザ名まで分かるので後はパスワードの組合せを試すだけという状態になるので危険。
netstatでも確認できます。 Foreignのところに知らないIPが有るとだめです。
# netstat -tnap Active Internet connections (servers and established) Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State PID/Program name : tcp 0 52 <ローカルIP>:<SSHポート> 222.186.134.90:35143 ESTABLISHED 14385/sshd :
※222.186.134.90は実際にログインを繰り返してきたChinaのIP。
数字と英字の組合せ16文字以上にして解読しにくいパスワードを使用し、定期的に変更します。
使用するポート以外は通過しないように設定します。 LAN外からFTPやSSHなどリモートアクセスできないようにします。
参考情報です。
Apacheのセキュリティチェックに使えるツールとしては、以下が挙げられます。
Apacheはネットワークにつないで使用するミドルウェア製品の一つですので、ネットワーク脆弱性診断ツールを使用することでセキュリティチェックが行えます。
OpenVASは、昔オープンソースとして開発されていたNessusから派生したネットワーク診断ツールです。 ポートスキャンや擬似的なアクセスなどのテストを行って、対象サーバーの脆弱性を調査するツールです。 ツールが提供されるだけでなく、脆弱性データベースは日々更新されています。 ライセンスはGNU GPLで、OpenVASは、Open Vulnerability Assessment Systemの略です。
Nessusは、ポートスキャンや擬似的なアクセスなどのテストを行って、対象サーバーの脆弱性を調査するツールです。 オープンソースしたが、バージョン3.0以降はプロプライエタリソフトウェアとして開発され、企業の一般利用には有償のライセンス契約が必要です。 対象サーバーの使用ソフトウェアの既知の脆弱性、設定ミスや脆弱なパスワードなどの調査が行えます。
また以下でApacheのHTTPSの設定についてチェックが行えます。
SSL関連の診断ツールです。サーバー側とクライアント側のブラウザの設定もテストできます。
URL)https://www.ssllabs.com/ssltest/index.html
その他にWebアプリケーション脆弱性診断ツールを使用することでApacheのHTTPヘッダの設定などの脆弱性がチェックできます。
Webアプリケーション脆弱性診断ツールです。
Burp Suiteは、手動もしくは自動のセキュリティテストをサポートするWebアプリケーション脆弱性診断ツールです。
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